住まい×デザイン×機能性

インテリアコーディネーターの視点で住空間に関する様々な事を紹介するブログです。

毎日の洗濯物を効率良く収納するには

今回は洗濯物にまつわるお話です。

 

これから新築、リフォームされる方にはぜひ考えていただきたいポイントのひとつ。

 

家族が増えるとひしひしと感じます、毎日の洗濯の大変さ。

 

独身時代は数日溜めても平気なくらい少量だったのが、家族4人になり1日でもサボろうものなら山のような洗濯物が倍となって押し寄せてきます。

 

家族4人の洗濯物を毎日干して、取り込んで、収納してってかなり大変なんです。

 

フルで仕事をしている友人は乾燥まで洗濯機でしてしまう人もいます。そして洗面所に設置した衣類収納へそのままイン。

 

私の場合は晴れの日は外に干し、真冬や雨や花粉の多い季節なんかは浴室乾燥機で乾かします。

 

今の季節はほとんど毎日浴室乾燥機で乾かしてます。8時間タイマーで夕方頃カラカラに乾いてくれます。

 

ハンガーにかけた衣類はそのままクローゼットへ、タオルや下着などはたたまないといけないのが億劫ですね。

 

時間がない時は靴下や下着など引き出しで分けてるので、たたまずそのまま突っ込んでいたり。

 

うちは家の空間に余裕が無かったので作っていませんが、家族の衣類が収納できるファミリークロークがあると、ひとまとまりで片づけることができるのでとても便利だと思います。

 

うちは子供と大人の衣類の収納場所が違うので、あっちへこっちへ運んだりするのがとても不便です。

 

洗面所近くの4.5畳の和室が洗濯物部屋と化しています。

 

この和室に家族四人の衣類をまとめたいのですが、押し入れの中には私の仕事道具やキャンプ用品など様々なものがありますので時間をかけてどこに収納するのがベストか考えていきたいと思います。

 

和室の天井に取り付けた『干すクリーン』はとても便利。

ハンガー衣類の仮置き場だったり、生乾きのものを干したり。

洗濯物がない時は天井からポールを簡単に取り外せるので見た目すっきりです。

 

これは天井下地(補強)がいるので、家の計画段階で入れとくといいですね。

 

うちはその和室と洗面所の二ヶ所だけに取り付けています。

暖房を入れっぱなしの冬はリビングにも設置すれば良かったなと思ったのですが、一度使い出すとずっと衣類がかかっていたりするのでやはりリビングはおすすめできないかも。。

 

その和室は他にもキャスター付きのハンガーパイプ、上下2段の円状の物干しがあります。

 

和室は完全に衣類に支配されています。というか洗濯部屋ですね。

 

とにかくスペースがあるのなら、4畳以上のファミリークロークがあると便利ですね。

 

そこには4人分のハンガーパイプを取り付けて、ハンガーに掛けれるものは全て掛ける。たたまなくていいから時短になりますよ。

あとは下に下着や靴下などを分類して収納出来るケースがそれぞれあると便利です。

 

外の物干しの場所もできることなら窓がない場所の外壁に取り付けてほしいです。

窓の外が洗濯物で埋め尽くされていたらちょっとがっかりですよね。

 

洗濯物をどこで乾かしどこへ収納するのか、雨の日はどうするのか、そこまで考えてプランしていくと家事もぐっとやりやすくなるはずです。